監視カメラや防犯カメラは、犯罪防止や犯罪の証拠として有効ですが、設置するのは簡単ではありません。そうはいってもカメラを設置しないままもし犯罪が起きてしまってはどうしようもないのも事実です。そこですぐに監視カメラが設置できないで困っている方にぜひおすすめしたい防犯シール・ステッカーの効果について詳しくご紹介します。

防犯シールは貼ってあるだけでも効果がある！

監視カメラや防犯カメラは犯罪防止のためにも設置するのがおすすめですが、実は1台だけ設置していてもそれほど効果はありません。侵入する犯人は、事前に下見をしていることが多く、監視カメラが1台しかなければその死角から侵入するからです。できれば複数台設置することが理想ですが、予算的に難しい、また設置する予定はあるものの備えとして防犯シールやステッカーを使うこともおすすめです。

効果1．犯罪者の心理に影響する

家宅侵入する犯罪者は、常に不在である家や防犯意識の低い家を狙っています。そのため不在がちな家でもその行動パターンなどを見極めてから侵入します。ただ監視カメラや防犯カメラがあると「自分の姿が記録されてしまう」ことになるため、侵入候補から外されることがほとんどです。さらに防犯シールが貼ってあることで「侵入リスクが高い」と判断されるため、そのリスクをおかしてまで侵入しようとする犯罪者はほとんどいなくなります。

効果2．監視カメラがなくても「あるかもしれない」と思わせることになる

監視カメラは防犯カメラと違い、カメラであることが分からないような形状となっていることがほとんどです。そのため「防犯カメラは見当たらないが、監視カメラは設置してあるかもしれない」と犯罪者が考えればそれだけでも十分に防犯効果につながります。

注意！防犯シールを過信しすぎないことも必要

防犯シールやステッカーを貼っているだけでも、「カメラがあるかも」と犯罪者に警戒させることにつながります。それは防犯対策として有効ではありますが、シールを貼っているだけで「防犯できている」と思うのは危険です。有名な防犯会社のステッカーを貼っていても、逆に「セキュリティを入れるほどお金がある」と判断されて狙われることもあるためです。下見をしている際に、カメラを設置しているとシールを貼っていても、外出時に戸締まりをしっかりしていないといった隙があるのが分かれば犯罪者は侵入してくるかもしれません。シールを貼っているからと安心するのではなく、監視カメラや防犯カメラ以外の防犯対策しっかりしておくことが必要です。

防犯シールはどこで購入するのがおすすめ？

防犯シール・ステッカーは、100円均一ショップなどでも購入が可能です。窓やドアに貼り付けるため、雨風で汚れたりはがれたりしたら交換が必要なため、できれば安価に購入したいといったこともあるかもしれません。もちろん安価なものでも効果はありますが、それなりに価格が高いものは、多国語で表記がされていたり警備会社のデザインのように目立つものだったりとより高い防犯効果が望めます。インターネット通販などでは複数枚セットになっているものがありますので、家全体の防犯を考えるならまとめ買いがおすすめです。

防犯シールやステッカーはどこに貼ると効果的？

防犯シールやステッカーは、犯罪者の目に入りやすい場所に貼ることで効果がアップします。基本的には窓や玄関ドアに貼りますが、ベランダや勝手口など侵入されやすい場所にも貼っておくことをおすすめします。またダミーカメラでも設置しておいて一緒に防犯シール・ステッカーを貼っておくと効果がアップします。ダミーカメラは比較的安価ですので、監視カメラを導入するまでの間だけでも設置しておくといいでしょう。