監視カメラとは、監視を目的としたカメラのことです。映像や音声を録画・録音するという点では防犯カメラと同じ仕様ですが、使用する目的に違いがあります。監視カメラという名称にはマイナスイメージを持つ人も少なくありませんが、使用する目的によって適切なカメラを選ぶ必要があります。そこで監視カメラの選び方と選ぶ際のポイントについて詳しくご紹介します。

監視カメラは防犯カメラは同じ?

監視カメラと防犯カメラは、どちらも「カメラで撮影をする」という機能面において違いはありません。そのため監視カメラでも防犯カメラでも、どちらの名称を利用するかは設置する人に委ねられています。ただし、「監視をするために」設置したカメラを「防犯カメラ」、「防犯のために」設置したカメラを「監視カメラ」と呼ぶのは間違いです。監視カメラはあくまでも「監視すること」が目的なので、防犯カメラのようにダミーカメラで代用することはできません。そのため監視カメラは映像を資料として保存することなども考えて機能を選ぶ必要があります。

監視カメラを設置するメリット

監視カメラは、人だけでなくペットや自然の状況などを監視することが目的です。使用することで以下のようなメリットがあります。

自然な様子を観察できる

監視カメラは、撮影されていることを相手に意識させないで設置することが可能です。そのため子供やペットの普段の過ごし方を見守ることが可能です。

お金のやり取りについての確認ができる

レジなどで現金やカード決済などをした場合、後から顧客から問い合わせをもらうことがあります。レジの記録を見直すだけでなく、映像でも確認することで正確な情報を得ることができます。

社内の犯罪防止や施設内の事故防止に役立てることができる

あってはいけないことですが、社内で物品や金銭の持ち出しが発生したり、病院などの施設内で事故が起きることがあります。監視カメラの映像で原因を究明することができれば同じことを繰り返さないために解決策を講じることができます。

災害防止につながる

川の水位を監視したり山の崖崩れが起きる可能性がある場所に設置することで、災害が発生する可能性が出てきた場合にすぐ避難勧告することが可能になります。

監視カメラを設置するデメリット

監視カメラを使用する場合、デメリットもあります。

プライバシーの侵害の可能性がある

監視カメラでは撮影された相手の顔がはっきりと認識が可能なため、プライバシーの侵害と捉えられることもあります。そのため監視カメラを設置すること自体を反対される可能性があります。監視カメラをなぜ設置するのか、その目的と意義を理解してもらった上で設置しなければいけません。

監視カメラの映像を悪用される可能性がある

監視カメラを利用して、撮影した相手を脅すといった悪用をされる可能性がないとは言い切れません。そのため撮影した映像は定期的に削除する、また外部からアクセスされることのないようにする必要があります。

監視カメラと認識されて破壊される可能性がある

撮影されることで不都合が生じる場合、監視カメラを破壊する人が現れることもあります。

設置の費用が高くなる

防犯カメラと違い、監視カメラはダミーカメラを設置することはできません。そのため社内の機密保持など多くの場所に設置する必要がある場合は、何台も購入する必要があります。また夜間にも撮影をする必要がある場合、高機能のカメラを設置する必要があるため導入に費用がかかります。

目的に合わせた適切な監視カメラを導入しよう

どういった目的で監視カメラを導入するのか、どの程度のカメラの精度が必要なのか、自分で判断するのは簡単ではありません。実際に監視カメラの設置実績のある専門業者に相談することをおすすめします。